Raffaniello’s diary

サルトリア ラファニエロのブログです。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

新看板

緊急事態宣言もやっと解除になりました。もしかすると半年、一年と続くのではと恐れておりましたが、思ったよりも早く解除になったと思います。日本人一人一人の努力の賜物ですね。まだまだ第二波に対して油断は出来ませんが、取り敢えず一安心致しました。…

グレンチェック ダブルブレステッド

グレンチェック・ダブルブレストジャケット完成です。 使用生地はマーリン&エバンスのウール・シルク・リネンになります。 昨日、大阪もやっと緊急事態宣言解除になりました。まだまだ安心は出来ませんが、少しずつ元の生活が戻ってくる事を心から願います。…

極小

衿穴をかがっております。 このジャケットに関してはお客様のご要望で極小の衿穴にしております。衿穴の大きさも各テーラーによって微妙に個性が現れますね。 一般的には1.5cmが平均かと思います。 中には1.0cmと小さめに作る所もあれば、1.8cm位の少し大き…

時代が変わっても

袖縫い。 手縫い針で一針一針縫い上げていきます。締めるべき所、緩めるべき所を考えながら縫いのテンションを微妙に変えて縫っていきます。表地と芯地を最後にドッキングさせる「中綴じ」も同様です。 そう言えば、私も独立してから工場製MTMを取り扱うよう…

袖しつけ

服作りの大詰め、袖付け。 まずしつけで袖をぐるりと縫い付けて行きます。縫い付けた後は必ず袖の落ち着きを確認します。 袖が捻れずに綺麗に真っ直ぐ落ちているか。 袖の前側は自然に膨らんでいるか。イセは均等に入っているか。チェック柄の場合は横の縞が…

一枚衿・二枚衿

先日お客様から「衿は一枚衿ですか?」というちょっとマニアックなご質問を頂きました。上衿に表地を被せる際、一枚衿と二枚衿という2つの作り方があります。 基本、私が作るビスポークは一枚衿です。写真を見て頂くとお分かりのように、衿の下部分が波打っ…

上衿(その1)

今日は朝から上衿付けに取り掛かっておりました。 チーズボードが大分汚くてすみません(汗)たっぷり水を付けてアイロンを当てながら作業するため、使い込んでいるという事でご容赦下さい。。上衿が付いた後は、この様に硬めの芯を更に縫い付けて立体感を出…

横地の目

今日もお店で一人黙々と作業しておりました。コロナの感染者数も最近はぐっと減って来ましたね。東京で28人、大阪は6人。もうそろそろ緊急事態宣言の解除を考え始めても良さそうな気も。しかし韓国では再びクラスターが起こって来ているようですし、やはりま…

天日干しコットン

今日は夏のような暑さの1日でした。世の中はまだコロナの影響で社会はストップしたままですが、季節は確実に進んで行っている事を感じます。そんな中、取引先の生地商社にお邪魔したところ、面白い生地を見つけました。「天日干しコットン」です。 後染めの…

レスレストン

今日は大阪の中之島にあるシャツ専門店、レスレストンにお邪魔してきました。 中之島ダイビルの一階に店舗を構えていらっしゃいます。私のお店から徒歩で15分程度の距離で、ご近所同士になります。私が独立するタイミングでお客様を通じてご紹介頂き、以来2…

懐かしい雑誌

ゴールデンウィークでお休みを頂いていた間、家の本棚を整理しておりましたら、大変懐かしい雑誌が出てきました。18年前のメンズクラブ・ドルソです。この雑誌はメンズクラブの番外編みたいなもので、当時は確か年に4回発刊されていたものです。18年前、私は…

オンラインショップ開設

本日、オンラインショップを開設致しました。以前から頭の片隅には考えていたのですが、今回のコロナの影響を受け、今後必要になるものと判断し、開設に踏み切りました。開設にあたっては、先日ご紹介したBespoke Makers のRyoさんに全面的にお力添えを頂き…

照明

世間ではゴールデンウィーク真っ只中ですが、今日もお店で1人黙々と服を作っておりました。しかし今日の船場ビルディングはいよいよ静かで、仕事をしているテナントはほんの数軒。自分1人だけでビルを独り占めして仕事をしているようで、これはこれで贅沢な…

一周年

本日、ブログの運営会社からメールが届きましたが、このブログを始めて一周年との事です。途中からほとんどサボっていましたが、コロナを契機になるべく毎日更新していくように心掛けています。ブログを毎日書くというのは中々大変なものなのです。しかし、…